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【完全版】FF1のストーリー解説 – なぜ世界は暗黒に包まれていたのか?

FFI プロローグ
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日本を代表するRPGゲームの第一作。当時、経営危機に陥っていた会社の「最後の希望」として開発されたという背景から、『ファイナルファンタジー』と名付けられました。

1987年に発売されてから40年近くも愛され続ける大人気シリーズとなり、今なおプレイヤーを魅了しています。

そんな本作第一作品目はシンプルな王道ファンタジーのように見えますが、実は現代っぽいストーリー性があります。

この記事では、FFファン歴20年以上、全シリーズ総計10,000時間以上プレイした私がそんなストーリーを追体験できるような記事をまとめました。

ストーリーのネタバレになりますので、本作未プレイの方はご注意ください。

目次

1. FF1の世界観と基本設定

プロローグ

世界は徐々に暗黒に包まれていき、危機に瀕していました。ですが、人々はある予言を頼りに世界の復興を祈っていました。

世界が暗黒に染まるとき、4人の光の戦士が現れるというのです。戦士たちは世界を構成する四元素「火」「土」「水」「風」を司るクリスタルを持っているというのです。

ファイナルファンタジーを象徴する存在「クリスタル」は本作では世界を構成する要素そのものという立ち位置です。

しかし、なぜ世界は暗黒に包まれていたのでしょうか?

冒険の始まり

物語は放浪する戦士たちがあるお城を訪れるところから始まります。お姫様がお城のナイトであるガーランドに攫われたと聞き、戦士たちはお姫様を救出に向かいます。

まさしく王道ファンタジーの開幕です。戦士たちはガーランドを打ち負かして、お姫様を救出します。その立ち振る舞いはまさしく、予言通りの光の戦士たち。

お城の王様は予言にならい、戦士たちに世界を救ってほしいというのです。ここから、戦士たちの冒険の旅が始まったのです。

シンプルなシステム構成

本作はターン制で4人パーティーのバトルスタイルです。後述しますが、ゲーム開始時に4人の戦士たちにはそれぞれジョブを設定することができ、ステータスが変化します。

特徴的な点として、「まほう」は購入方式で、キャラクターごとに「まほう」を購入することで使用できるようになります。加えて、「まほう」にはレベル分けがされていて、ジョブごとに使用可能なレベルも異なります。

その後のシリーズの基礎となる骨格がここで構築されています。どなたでも直感的に理解できるので、気軽にプレイしていただけます。

キャラクターの魅力

4人の光の戦士には自由に名前を設定でき、明確な個性や背景設定を持たないキャラクターとして描かれています。これはプレイヤー自身が没入しやすくするための意図的な設定なんです。

一方で、最初のボスとして登場する王国騎士ガーランドは個性的に描かれるなど、物語に関わる存在には特徴があります。物語全体にも没入できるよう背景もしっかりと作りこんでいます。

こうした環境がプレイヤーの想像力をかき立て、個々の体験を特別なものにしています。

逆に、各キャラクターに特徴をしっかりと持たせた名作『FF6』は違った魅力があります。ぜひこちらの記事もこちらもご覧ください。

2. 選べるジョブシステム

先ほど少し触れましたが、光の戦士たちは、それぞれ異なる特性を持つ職業を選ぶことができ、プレイヤーの戦略に応じて成長させることが可能です。

本作のプレイ難易度は、ここで決まるといっても過言ではありません。それも踏まえて、各ジョブについて見ていきましょう。

ジョブと役割

  1. 戦士
    役割: 攻撃と防御が優れていて、装備次第でHPも伸ばしやすい。
    特徴: 装備できる武具が多く、序盤は金銭的に負荷がかかる。MPと知性が伸びにくい。
  2. シーフ
    役割: 素早さと回避率に優れていて、戦闘の主導権をつかみやすい。
    特徴: 前衛職にしてはHPは低めで、MPも伸びにくい。
  3. モンク
    役割: 素手で高い攻撃力が出せる。
    特徴: 装備できる武具が少なく、MPは育たない。基本的には通常攻撃するだけ。
  4. 赤魔術師
    役割: 一定レベルの白魔法と黒魔法を習得でき、武器次第で攻撃力も伸ばせる。
    特徴: 装備次第では魔法も攻撃も中途半端になってしまう。
  5. 白魔術師
    役割: MPとと知性が伸びやすく、白魔法をすべて習得できる。
    特徴: 装備できる防具が少なく、防御や素早さが伸びにくい。
  6. 黒魔術師
    役割: MPと知性が伸びやすく、黒魔法をすべて習得できる。
    特徴: 装備できる防具が少なく、防御や素早さが伸びにくい。

選べる職業システムの魅力

プレイヤーは各キャラクターの役割を選択し、プレイスタイルに合わせてチームを編成できる点が魅力です。この編成次第でゲームの難易度が変わります。

  • 初心者向け: 物理職2人、魔法職2人
    → この編成であれば、わりと簡単にプレイできると思います。
  • 中~上級者向け: 物理職のみ、または魔法職のみ
    → 敵の特性や弱点を理解して戦う必要がある
  • 熟練者向け: 同じジョブのみ
    → 采配を間違えると詰む

プレイヤーにも選択肢を与えることで、遊び方を変えられます。2周目以降は、ぜひ難易度を上げてプレイしてみてください。

3. クリスタルを巡る壮大な冒険の始まり

ここから、光の戦士たちが世界を救う壮大な冒険に向かいます。この冒険は、世界を構成するクリスタルの力を取り戻すための旅です。

なぜクリスタルの力が失われたのか。誰の仕業なのか?その謎が冒険を通じて解き明かされていきます。

クリスタルの力とその目的

クリスタルは単なる道具ではなく、世界のバランスを保つ重要な存在として描かれています。それぞれのクリスタルが持つ力は以下のように設定されています:

  • 土のクリスタル:大地の安定と豊かさを象徴し、腐敗を防ぐ役割を果たす。
  • 火のクリスタル:熱とエネルギーの象徴。悪の力から守る重要な存在。
  • 水のクリスタル:生命を育む水源。平和をもたらすために必須のアイテム。
  • 風のクリスタル:自由と空気を象徴し、悪に対抗する力を提供する。

これらのクリスタルが失われたことで、世界は暗黒に包まれ、人々は苦しんでいます。光の戦士たちの使命は、これらのクリスタルに再び輝きを取り戻し、平和と調和をもたらすことです。

冒険を通じて明かされる諸悪

冒険の旅を通じて、光の戦士たちはさまざまな世界の現状を目の当たりにします。

  • カオスによる干渉:クリスタルが眠るダンジョンの最奥には、それぞれの元素を司る4体のカオスという強力なモンスターたちがいた。彼らがクリスタルに干渉したことで、クリスタルは力を失っていたのだった。
  • 光の戦士の伝説:星と予言に導かれてある町に12人の賢者たちが集結していた。彼らをはじめ、光の戦士たちの伝説は人々の間で語り継がれていたのだった。
  • 諸悪の根源:クリスタルに干渉する4体のカオスを倒し、クリスタルの輝きを取り戻しても、世界に平和は訪れなかった。

クリスタルに輝きを取り戻してもなお、世界は暗黒につつまれていたのです。つまり、諸悪の根源は別にいるということです。

王道のファンタジーかと思いきや、それだけでは終わらないのが本作の醍醐味でもあります。では、なぜ世界は暗黒につつまれているのでしょうか?

4. 物語の核心に迫るストーリーの真相

世界を暗黒につつんでいる黒幕はどこにいるのか。ある町に集結していた賢者たちから話を聞くと、その元凶は2000年前のカオス神殿にいるというのだ。

というのも、奪われたクリスタルの力はカオス神殿に集結していたのです。カオス神殿に向かうと、その力は神殿の中央に位置する黒水晶のもとへと集結していました。

光の戦士たちはクリスタルと黒水晶の力を使って、2000年前のカオス神殿へと向かったのです。

2000年前の元凶

2000年前のカオス神殿に向かうと、そこには物語の冒頭で倒したはずの王国騎士ガーランドがいたのです。ガーランドは4体のカオスの力を使って2000年前にタイムスリップして蘇っていたのです。

そして、4体のカオスはクリスタルから力を奪い、それを2000年前のガーランドに送り続けていたのです。そしてガーランドは4体のカオスを2000年後の世界へ送り込むことで2000年の輪廻を永久に生き続けていたのです。

ガーランドは単なる王国騎士ではなく、カオスそのものだったのです。

輪廻の発端

光の戦士たちとの戦いに敗れたガーランドは瀕死の重傷を負ったものの、死んではいませんでした。そして、ガーランドが戦いに敗れた場所は神殿の中央の部屋でした。

そんな偶然が重なって、ガーランドはクリスタルと黒水晶の力を使って2000年前の世界へとタイムスリップし、カオスへと変貌を遂げたのです。

つまり、ガーランドとカオスは同一人物でありながら、同世界軸に存在することになったのです。

個人的な解釈

光の戦士たちもガーランドも、クリスタルと黒水晶の力を使って2000年前へとタイムスリップしています。このことからも分かるように、力の根源は同じです。

そして、クリスタルの力は世界の秩序を保つとプロローグでも語られています。ですが、カオスもまたクリスタルの力から生まれています。

ガーランドが抱いていた憎しみといった感情が増幅され、誤った方向に力を使った結果、カオスへと生まれ変わったのでしょう。

後のシリーズにも登場するヴィランたちは「世界を己の望むままにする」という思想を持ったものが多く、本作はその原点です。

今回のカオスの場合は、己を生き続けさせるという動機(死にたくないというガーランドの意思?)からこのような蛮行に走っています。

その渇望を実現するために、クリスタルという世界を保つほどの強大な力を利己的に使用したのでしょう。強大な力は使い方次第というわけです。

シリーズを通したヴィランズたちについてまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください。

5. 時代を超えて愛される理由

本作は40年近く前に発売され、プラットフォームの進化にあわせてリメイクされています。そのため、本作をプレイできる環境はPSやSwich、スマホなど非常に幅広いです。

ドット絵でありながらもグラフィックや場面演出にも工夫が施され、原作にはない魅力が体験できます。原作をプレイした方も、ぜひ改めて別のプラットフォームでプレイしてみてください。

グラフィックと音楽の進化

リメイク版では、グラフィックが大幅に改善され、キャラクターや背景が美しく描かれています。

特に、ピクセルアートスタイルはうまくドットの醍醐味を残しながらブラッシュアップされています。また、音楽もリメイクされ、豪華なアレンジが施されているため、演出や場面を一層引き立てています。

ゲームシステムの改良

リメイク版には、プレイヤーの利便性を考慮したいくつかの改良が施されています。

  • オートセーブ機能: ゲームの途中で自動的にセーブされることで、プレイヤーは安心して冒険を続けられます。
  • クイックセーブ: 「メモファイル」機能により、いつでもゲームを中断し、再開する際に便利です。
  • ブーストモード: 経験値が4倍になったり、エンカウントを無効にすることで、作業感が苦手な方でも楽しめます。

新たな要素の追加

リメイク版では、追加要素が多く盛り込まれています。これにより、プレイヤーはさらに深い体験が可能になります。

  • アイテムや装備の強化: 本作はアイテムが非常に強力なツールとなっています。装備を使用することでまほうを発動させることができるなど、戦闘の戦略を大きく広げてくれます。
  • 追加ダンジョン: 後のシリーズを象徴する敵キャラクターを取り入れたダンジョンや、ステージギミックを取り入れたダンジョンなどのやりこみ要素が追加されています。かなり手応えのある難易度設定なので、熟練者でも十分に楽しめます。

まとめ

ファイナルファンタジー1はFFブランドの基礎となる作品です。そのため、内容こそシンプルですが、システムやストーリーの要素は幅広く取り入れらています。

本作をもとに後のシリーズにも、ブラッシュアップされた要素が取り入れられています。社運をかけて挑んだだけに、スクエニとしても思い入れのあるタイトルでしょう。

本作は割と短時間でプレイできるので、ぜひプレイしてみてください。リメイク版は音楽ややりこみ要素も充実しているので、さらに作品への思い入れが高まると思います。

ファイナルファンタジーの基本的な部分も含めて理解を深めてください。

よくある質問

ファイナルファンタジー1の魅力はどこにあるのですか?

物語の深さと豊かな世界観、光の戦士たちの成長や予測不可能な展開など、様々な要素が作品の魅力を形作っています。特に、プレイヤー自身が主人公の設定に感情移入できることが大きな特徴となっています。

光の戦士の職業はどのように選択できるのですか?

各主人公キャラクターは、ナイト、メイジ、シーフ、プリーストといった異なる職業を選択することができます。これにより、プレイヤーはパーティーの戦略を自由に立てることができ、自分のプレイスタイルに合わせて育成していくことが可能です。

クリスタルを巡る冒険の内容は何ですか?

光の戦士たちは、暗黒に包まれた世界を救うために、土、火、水、風の4つのクリスタルを取り戻す冒険に旅立ちます。各クリスタルが持つ力を回復させることで、ついにカオスとの最終決戦に臨むことになります。

ファイナルファンタジー1はどのように進化してきたのですか?

リメイク版では、グラフィックと音楽の進化に加えて、オートセーブやクイックセーブ機能などの利便性の向上、新魔法やアイテムの追加など、様々な改良が加えられています。これにより、旧ファンから新世代のプレイヤーまで幅広く支持されるタイムレスな作品となっています。

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