2026年6月9日のNintendo Direct 2026.6.9で発表された 『ファイナルファンタジー レゾナンス』。
「もし、FINAL FANTASYがドットのまま進化していたら…」というコンセプトのもと、FFシリーズ初のHD-2D作品として、2026年10月22日に発売されます。
FF7リベレーションの発表からわずか3日後の電撃発表で、2026年〜2027年のFFラインナップが一気に明確化しました。
本作は、FF6・FF9などのドット時代の名作を愛するファンにとって、長年待ち望んだ「あの頃のFF」回帰となる作品です。
本記事では、FF全16作をプレイしてきた筆者が、現時点で判明している情報を整理し、HD-2DとFFの相性、FFBE未経験者への影響、過去作ファンへの訴求を考察します。
発表内容の整理|FFレゾナンスの基本情報
まず、公式に発表されている情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | FINAL FANTASY RESONANCE(ファイナルファンタジー レゾナンス) |
| 発売日 | 2026年10月22日(木)(Steam版のみ10月23日(金)) |
| 価格 | 通常版/ダウンロード版 税込7,678円 |
| 対応機種 | Switch 2 / Switch / PS5 / Xbox Series X |
| ジャンル | RPG |
| グラフィック | HD-2D(FF初) |
| プロデューサー | 中島啓輔 |
| ベース | FFブレイブエクスヴィアス(FFBE)1stシーズン |
| 戦闘 | 4人パーティのターン制コマンドバトル |
| 主要システム | ジョブシステム、ビジョンシステム、召喚獣、飛空艇移動 |
発売まで約4か月、十分な予習期間があります。とはいえ、大層な準備を進める必要はありません。
HD-2D技術とFFの相性|個人考察
ここから個人的な見解を交えます。
FFとHD-2Dは「相性が良い」です。これは間違いないでしょう。
スクウェア・エニックスは、過去にHD-2D作品で多くの成功を収めてきました。
- オクトパストラベラーシリーズ(2018〜)
- トライアングルストラテジー(2022)
- ライブアライブ HD-2Dリメイク(2022)
- ドラゴンクエストIII HD-2D版(2024)
これらの作品で築き上げられた「ドット絵 × 3D空間表現 × 美麗な光源表現」の技術蓄積を、ついにFFに投入する形です。
特に、FFの黄金期は FF4〜FF9のドット〜デフォルメ3D時代だったと言えます。
「ドットだからこそ描ける感情の機微」は、FF6のオペラシーンやセリスの葛藤、FF9のビビの「ぼくは生きている」といった名場面に通じます。


最新のHD-2D技術で再現される「あの頃のFFっぽさ」は、原点回帰を望むファンの心を掴むでしょう。
ベースは『FFBE』1stシーズン|未経験者でも楽しめる理由

本作のストーリーは、スマホゲーム『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(FFBE)』の1stシーズンを再構築したもの。
FFBEは2015年配信開始、2025年にサービス終了したスマホRPGで、累計プレイヤー数は世界で数千万人。歴代FFキャラを召喚して戦う構造で、独自のストーリーラインを持っていました。
「FFBEをプレイしていないと楽しめないのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、結論から言うと、未経験者でも全く問題ありません。
理由は3つです。
①1stシーズンは独立した物語
FFBEはシーズン制で物語が進行していました。1stシーズンは、主人公レインとラスウェルの物語として完結しており、後続シーズンの知識は不要です。
②「再構築」であり「リメイク」ではない
公式が「単なる移植・リメイクの枠を超えた再構築」と明言しています。
グラフィック・システム・演出のすべてが作り直されており、FFBE経験者でも新作として楽しめる仕様です。
③FFの王道RPG文法を採用
4人パーティのターン制バトル、ジョブシステム、クリスタル、飛空艇――FFファンには馴染み深いシステムなので、FF6やFF9をプレイしたことがあれば、すんなり入れます。
つまり、FFBE未経験のFFファンこそ、注目しておくべき作品と言えます。
「ビジョン」システムと過去作キャラ参戦の意味

本作の最大の独自要素が「ビジョン」システムです。
戦闘中、各キャラクターには「守護霊のような存在」として、シリーズ過去作品の主人公たちが次元を超えて参戦します。
確認されている参戦キャラ:
- クラウド・ストライフ(FF7)
- ヤ・シュトラ・ルル(FF14)
- シャントット博士(FF11)
タイトルの「レゾナンス(共鳴)」は、まさにこのシステムを指しています。「過去のFFと現代のFFが共鳴する」という、シリーズ50年近い歴史を持つFFの強みを活かした形です。
単なるファンサービスではなく、「物語に組み込まれた共鳴」として描かれる予定とのこと。
ディシディアのような「夢の対戦カード」とは異なる、物語の中で意味を持つ参戦になりそうです。
ディシディア・ファイナルファンタジーで描かれた「次元を超えた集合」のテーマが、より深く統合された形で再登場する――そう考えると、シリーズファンには震えるコンセプトです。

4人パーティ・ターン制コマンドバトル|古き良きFFへの回帰

近年のFFは、FF15以降アクションRPG化が進んでいました。FF15・FF16はもちろん、FF7リメイクシリーズも実質アクションバトル。
「ターン制コマンドバトルのFF」を求める声はずっとあったにも関わらず、それに応える作品が少なかったのです。
FFレゾナンスは、その需要にダイレクトに応えています。
確認されている戦闘システム:
- 4人パーティ(FF1〜FF12までの王道)
- ターン制コマンドバトル(スーファミ時代を彷彿)
- FF5的なジョブシステム(クリスタルとジョブチェンジ)
- 召喚獣(3Dカットシーン付き)
- ビジョン共鳴(過去作キャラとの連携技)
特に、FF5ライクなジョブシステムは、コアファンが歓喜するポイント。
最大26ジョブのカスタマイズ自由度が再現されるなら、やりこみ要素も完璧です。

2026〜2027年のFFラインナップの中での位置づけ
本作の発売は、FFシリーズの歴史的なラインナップの一角を担います。
- 2026年6月 FF7リバース Switch2 / Xbox版
- 2026年8月 FF14 Switch2版
- 2026年10月 FFレゾナンス(新作)
- 2027年1月 FF14白銀のワンダラー(新拡張)
- 2027年春 FF7リベレーション(リメイク完結編)
約1年で5本のメジャータイトルが連続発売――FF史でも珍しい密度です。近年、遅れをとっているという背景があるからでしょうか。
特に本作は、「最新の3DCGアクションFF」とは違うベクトルで、原点回帰派・ターン制派の受け皿になる位置にあります。
FF7リベレーション・FF14など他作品との競合ではなく、棲み分けされた独自のポジションを担う作品です。


個人的に最も期待しているポイント
筆者として、特に楽しみにしている要素を3つ。
①FF5のジョブシステムの正統進化
FF5は「ジョブシステムが極まった作品」として、シリーズ内でも高い評価を受けています。
FFレゾナンスでこのジョブシステムが現代的にリファインされるなら、FF5ファンとしては絶対に外せない一作です。
②過去作キャラの「守護霊」演出
クラウドが攻撃に加わる場面が映像で確認されています。おそらく、同様に他のキャラクターたちも参戦すると思われますので、バトルで、ティファ、エアリス、ティーダ、ジタン、ジェクトなどが連続で参戦したら、原作世代にも満足度は高まるでしょう。
③HD-2Dで描かれるFFの世界
オクトパストラベラーやDQ3 HD-2D版で証明された「ドット絵の現代的進化」が、FFに適用される可能性があります。
FF6の世界観、FF9の街並みがHD-2Dで描かれたら――そんなifを現実化する作品です。
予約特典と発売前にやっておくこと
通常版・デジタルデラックスパックともに、予約特典が用意されています。
デジタルデラックスパック特典:
- 魔導アーマーの鍵:チョコボの見た目を魔導アーマーに変更可能
- 魔人の秘伝書:リミットバースト「ヘルメテオ」を習得
- ゲーム序盤で役立つ装備・アイテムセット
発売前にやっておきたい予習:
- FF5かFF6をプレイ(ジョブシステム・群像劇の感覚を取り戻す)
- FF7・FF14・FF11のキャラについて軽くおさらい(クラウド・ヤ・シュトラ・シャントットがビジョンで参戦するため)
- HD-2D作品を試遊(オクトパストラベラー、DQ3 HD-2D版でグラフィックの感覚を掴む)
FF14のヤ・シュトラを知らない方は、FF14のフリートライアル(無料)で実際に出会っておくと、ビジョン参戦シーンが10倍楽しめます。

まとめ:FFの「原点回帰」と「次元の共鳴」を楽しみに
FFレゾナンスは、FFシリーズの過去と現在をつなぐ象徴的な作品になるかもしれません。
- HD-2D技術で再現される「あの頃のFF」
- 過去作キャラとの次元を超えた共鳴
- ジョブシステム・ターン制バトルの正統進化
- FFBE1stシーズンの新たな解釈
FF6・FF9などドット時代のFFファンは、ぜひとも今度のリリース情報にもアンテナを張っておきましょう。
原点回帰を望んでいたシリーズファンにとって、本作はニーズが詰まったタイトルになるでしょう。
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よくある質問(FAQ)
- FFBEをプレイしていないと楽しめませんか?
-
全く問題ありません。本作は「再構築」であり、独立した作品として完成しています。むしろFFBE未経験のFFファンこそ、新鮮な気持ちで楽しめる作品です。
- どのハードで買うのがおすすめ?
-
携帯モードで遊びたい方はSwitch 2、最高画質を求める方はPS5、ゲーミングPCを持っているならSteamがおすすめです。
HD-2D作品は携帯モードとの相性が極めて良いため、個人的にはSwitch 2版を推します。
- FF7リベレーションと比べてどちらを買うべき?
-
可能なら、両方買うべきです(笑)。ジャンルもプレイ感も全く異なる作品なので、一概に比較できないです。
リベレーションは現代的なアクションRPG、レゾナンスは原点回帰のターン制RPG。好みに合わせて使い分けるのがいいでしょう。
- FF初心者の最初の1本に向いていますか?
-
適性が高いです。HD-2Dの美麗な画面、ターン制コマンドという分かりやすいシステム、そして過去FFキャラを知らなくても物語が成立する構造――FFの「入口」として優秀な作品になりそうです。
- 価格7,678円は妥当ですか?
-
HD-2D作品の標準価格帯で、妥当だと思います。オクトパストラベラー2やDQ3 HD-2D版とも同水準。ボリュームに対して割高ではないでしょう。
- FF6・FF9のような名作になる可能性は?
-
個人的には難しいと思います。
FFシリーズの黄金期である2D時代を、最新技術で再現するのは、原作ファンにとっては「感動と思い出を想起させる」と思います。
一方で、目新しさがないことと、新規への訴求力が低いことが課題になると思います。
往年の安心感は大切でしょうが、ファンにとっても新規にとっても、感動を体験するまでには至らないかもしれません。
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