「ならば私が支えとなりましょう。ユウナレスカを支えたゼイオンのように」
穏やかな声で、ユウナに差し伸べられた言葉です。物腰は柔らかく、品があり、礼儀正しい。FF10のシーモア・グアドは、最初のうち、とても頼れる人物に見えます。
けれども、その微笑みの奥には、まったく別の顔が隠れていました。彼は何を求め、何に追い詰められていたのか。FF10屈指の悪役の素顔を、確認できた情報をもとにたどります。
※ストーリーの核心に触れる箇所があります。未プレイの方はご注意ください。
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | シーモア・グアド |
| 立場 | グアド族の族長/エボンの若き老師 |
| 出自 | グアド族の先代族長ジスカルと、人間の母の間に生まれた |
| 召喚士としての力 | 並はずれた能力を持つ |
| 声優 | 諏訪部順一 |
FF公式のキャラクター紹介では、次のように説明されています。
グアド族の族長でもある、エボンの若き老師。グアド族の先代族長ジスカルとヒトのあいだに生まれ、異種族間の架け橋となると期待されている。召喚士として並はずれた能力を持っている。
FF10は声が入った作品で、シーモアの声は諏訪部順一さんが担当しています。落ち着いた語り口が、彼の二面性をよりいっそう際立たせています。

人とグアドの間に生まれて

シーモアの出自は、彼の人生を方向づけるものでした。
父はグアド族の族長ジスカル。母は人間です。純血を重んじるグアド族のなかで、人間との間に生まれた彼は疎まれ、迫害を受けたとされています。資料によっては、母とともに故郷を追われ、バージ島へ流されたと紹介されています。
異種族の架け橋になる。公式の紹介が語る期待は、裏を返せば、どちらの世界にも完全には受け入れられなかったことの表れでもあります。その孤独が、後の彼の行動に影を落としているように見えます。
召喚獣アニマの正体

シーモアの切り札が、召喚獣アニマです。
アニマは、シーモアの実の母が祈り子となった究極召喚獣だとされています。資料によれば、母は自らの死期を悟り、ザナルカンド遺跡でユウナレスカに会って、命と魂をささげてアニマの祈り子になりました。
母が息子に望んだのは、シンを倒し、大召喚士としてスピラの人々に受け入れられることだった、と紹介されています。
その願いを、シーモアは重荷として受け止めすぎたのではないか、という解釈もあります。母の愛を受け入れきれず、破滅的な道へ進んだ、とも読める部分です。
愛されるために戦い、愛を拒むように壊れていった。そう見ると、単なる悪役という枠には収まらない複雑さがあります。
ユウナへの接近
シーモアは、ユウナに対して好意的に接近します。
資料によっては、ユウナとの政略結婚を画策していたと紹介されています。その目的は、自らがユウナの究極召喚獣となってシンになり、スピラを破壊することだった、という説明もあります。
ただし、この説明は1つの資料の記述であり、求婚の具体的な経緯や場面には言及がありません。
エボンの老師という立場を利用しながら、表向きは穏やかに近づいていく。この距離感が、不穏さを倍増させます。

ボス戦の攻略ポイント

シーモアは、複数回にわたってボスとして立ちはだかります。
最初のシーモア戦
攻略資料によれば、戦闘の流れは次のとおりです。
- 「話す」コマンドで、バトル終了まで能力が上がる(ティーダは攻撃力、ユウナとワッカは魔法防御)
- シーモアへの攻撃は、グアドガードに防がれる
- シーモアのHPが3000未満になると、アニマ戦に移行する
- アニマ撃破後、シーモアのHPは全回復し、再び戦う
HPは6000で、アニマ戦に移ると18000のアニマが登場します。アニマは即死効果を持つ「ペイン」を使うため、対策が必要とされています。
アニマを倒した後のシーモアは魔力が上がり、連続魔法を使ってくるようになります。単体に約700〜1800のダメージを与える魔法を多用するため、油断はできません。
異体以降
2戦目の「シーモア・異体」は、聖ベベル宮のグレートブリッジで戦う相手です。HPは36000とされ、連続魔法やプロテス、ブレイクなどを使うと紹介されています。召喚獣は「一撃の慈悲」で消される、とも記されています。
終異体、最終異体については、確認できた資料の範囲では詳細を確かめられませんでした。気になる方は、ご自身のプレイで確かめてみてください。 <!– 【アフィリエイト】もしもかんたんリンク:FF10/10-2 リマスター –>
なぜシーモアは忘れられないのか
悪役としての人気は、とても高いものです。
理由のひとつは、礼儀正しさと冷酷さのギャップ。物腰の柔らかい振る舞いが、行動の恐ろしさを引き立てます。
次に、同情を誘う生い立ち。どちらの世界にも属せなかった孤独は、プレイヤーの心に引っかかります。
そして母との関係。アニマの正体を知ったあとでは、あの召喚獣の姿が、まったく違って見えてきます。
まとめ
シーモア・グアドは、人とグアドの間に生まれ、母の願いと自身の孤独のあいだで道を踏み外していった若き老師です。
穏やかな声と、その裏に隠れた絶望。FF10/10-2 HD リマスターで、ぜひ彼の言葉の一つひとつに耳を傾けてみてください。
関連記事





よくある質問(FAQ)
- シーモアの声優は?
-
諏訪部順一さんです。
- シーモアは何者?
-
グアド族の族長であり、エボンの若き老師です。先代族長ジスカルと、人間の母の間に生まれました。
- アニマの正体は?
-
資料によれば、シーモアの実の母が祈り子となった究極召喚獣です。
- シーモアはなぜユウナに近づいた?
-
資料によっては、政略結婚によって自らがユウナの究極召喚獣となり、シンになってスピラを破壊するためだったと紹介されています。ただし1つの資料の記述であり、詳細な経緯は確認できていません。
- シーモアの最初のボス戦はどう戦う?
-
「話す」コマンドでバトル中の能力を上げ、HPが3000未満になるとアニマ戦に移行します。アニマ撃破後は、連続魔法を使うシーモアと再戦します。
- シーモアは何回戦う?
-
「シーモア」「シーモア・異体」「シーモア・終異体」「シーモア・最終異体」の4種類がボス攻略一覧に挙がっています。
- シーモアはなぜ迫害された?
-
純血を重んじるグアド族のなかで、人間とのハーフとして生まれたためと紹介されています。
【PR表記】 本記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。商品の購入により、当ブログに紹介料が支払われる場合があります。感想・考察は筆者個人の見解ですが、事実関係については執筆時点で確認できた一次情報に基づいています。