【紆余曲折経て進化した!大人気作品】FINAL FANATSY XIV

FF14 タイトル
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FINAL FANTASY XIVはMMORPGとして2010年に「バッチ1.0」がリリースされ,2023年現在では「バッチ6.5」までアップデートされています。ファンからも神ゲーと称されるほど人気タイトルとなっていますが,リリース当初はあまりの不出来に批難の嵐を受けていました。そこにメスを入れたのが,最新作『FF XVI』も手掛けた吉田直樹氏です。

大人気タイトルとなったFF XIVを中心にお伝えしていきますが,本作の裏話についても少しお話ししたいと思います。未プレイの方はもちろん,FFファンには非常におススメできるタイトルですので,ぜひ興味を持っていただきたいです!

目次

概要

FINAL FANTASY XIVは2010年にver. 1.0がリリースされましたが,多くの批判を受けてコンテンツの一新が図られました。その批判の要因は3つあると,プロデューサー兼ディレクターの吉田氏は語っています。

  • 同じくMMORPG『FF XI』の発売から8年の間に変化した市場やプレイヤーの要望に応えられず,不手際を残したままでのリリースとなった
  • 『FF XI』の成功体験から,グラフィックを重視しすぎてプレイ性がおろそかになった
  • 日本のMMORPG市場が衰退し,同時にノウハウを持った開発者がいなくなった

こうした課題にメスが入れられ,2013年に『FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア (2.0)』がリリースされました。現在までのリリースタイトルは以下の通りです。

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア (2.0)

現在はこのバージョンからのスタートとなっています。

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルド (3.0)
FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーター (4.0)

PS3版でのサポートが終了

FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズ (5.0)

Windows版32bitOSおよびDirectX9はサポートが終了

FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレ (6.0)

ディスク版の販売が廃止され,ダウンロード販売のみとなった

FINAL FANTASY XIV:黄金のレガシー (7.0)

2024年夏に発売予定

新生FF XIVとなったことで改善が図られ,ストーリーやグラフィック,UIなどあらゆる面で進化しました。今なおアップデートされ続けており,最近では最新作『FF XVI』とのコラボコンテンツも実装されています。また話題となったケンタッキー・フライド・チキンとのコラボなど外部とのコラボも積極的にされています。

主要人物

MMORPGとして広大な世界を冒険するなかで,非常に多くのキャラクターと出会うことになります。ここではシナリオに密接にかかわってくる「暁の血盟」のメンバーを紹介します。

FFXIV ヤ・シュトラ
ヤ・シュトラ・ルル cv. 茅野愛衣

知的探求心が旺盛で,多くの知識や冷静な判断で仲間をサポートしている。高度な魔法の使い手で古代語や伝承にも精通している。時には身を挺して仲間を助けるなど熱い部分もある。

FFXIV ミンフィリア
ミンフィリア・ウォード cv. 沢城みゆき

暁の血盟の盟主でストーリーで重要な役割を担う女性で,幼い頃に両親を亡くしている。彼女には”砂の家”と呼ばれる拠点に呼び出されます。他のメンバーと異なり戦う手段がありませんが,困難に屈しない強い意志を持った人物。

FFXIV アルフィノ
アルフィノ・ルヴェユール cv. 立花慎之介

名家のお坊ちゃんでやや高慢な態度の少年。政治などに精通するなど知的な印象ではあるが,世間知らずな行動が目立つ。双子の妹アリゼーからは当たられがち。

FFXIV アリゼー
アリゼー・ルヴェユール cv. 村川梨衣

アルフィノの妹で自ら行動しなければ気が済まないおてんばな少女。アルフィノとは意見が食い違いがあり,新生編序盤では単独行動が多い。

FFXIV サンクレッド
サンクレッド・ウォータース cv. 中村悠一

コソ泥のような生活を送っていたときにある人物に拾われ,暁の血盟のメンバーとなった。一見軟派に見えるが,超人的な短剣の使い手で,天性の身軽さを活かした諜報のスペシャリスト。

FFXIV ウリエンジェ
ウリエンジェ・オギュレ cv. KENN

常にフードを被っており,セリフも詩的な表現が多い謎めいた人物。師と仰ぐ賢人ルイゾワと行動を共にしていたが,彼の遺志を継いでエオルゼアのために暗躍する。

FFXIV イダ
イダ・へクスト cv. 遠藤綾

快活で明るい性格だが,時より沈んだ過去をのぞかせることもある。相棒のパパリモと行動を共にしていることが多く,色々な騒動を起こす。

FFXIV パパリモ
パパリモ・トトリモ cv. 喜多村英梨

ドライな毒舌家でエーテル学に精通している。イダとは友達ではないといっているが,行動を共にしていることが多い。直情的なイダとは意見が対立することも少なくない。

ストーリー

引用:FINAL FANTASY XIV公式チャンネル

舞台となる世界「ハイデリン」にてある戦争が勃発しようとしていた。都市国家群「エオルゼア」に大国「ガレマール帝国」が侵略を開始した。両国が戦乱に備えるなか,ガレマール帝国は”メテオ計劃”を実行に移した。月の衛星「ダラガブ」を古代魔法メテオに見立てて落下させることでエオルゼアを焦土と化すという計劃である。

この計劃を阻止すべくエオルゼア同盟軍は,「ダラガブ」を退ける術「十二神召喚」を敢行。しかしこの術は「ダラガブ」の落下地点「カルテノー平原」で執り行う必要がある。彼の地にはガレマール帝国軍が陣をとっていた。

カルテノー平原にて両国の決戦が起こる。そのさなか,落下していた「ダラガブ」の外郭が砕け,中から古代の蛮神バハムートが出現した。バハムートは荒れ狂い,エオルゼアの地を焼き尽くす。

賢人ルイゾワは十二神召喚でバハムートの封印を試みるも失敗に終わる。最後の瞬間,ルイゾワは時と空間を司る力でわずかな冒険者を未来へと送り出した。新生エオルゼアへの希望を託すために…。

破滅したかに思われたエオルゼアは緑豊かな生命あふれる地だった。メテオ計劃から何が起きたのか?何故新生エオルゼアの地は再生しているのか?冒険者たちはその真相を探る旅へと向かう。

戦闘システム

FFXIV 戦闘シーン

MMORPGならではのプレイスタイルで強大な敵との戦闘を楽しめます。基本的にパーティーでの戦闘が多いので,ジョブやその役割などを理解しておきましょう。また本作の戦闘にはさまざまなギミックが用意されています。戦闘時もフィールド上を自由に移動できるからこそ成せる”俯瞰した戦術展開”が本作の強みだといえます。

ジョブシステムとロール

FFXIV ジョブシステム

FFXIVでは非常に多くのジョブが採用されています。これまでのシリーズでもおなじみのナイトや竜騎士,白・黒・赤魔導士などはもちろん,占星術士や学者,機工士といった個性的なジョブもあります。それぞれの得意なこと(役回り)が異なるため,パーティー内での連携が重要になってきます。

ざっくりカテゴリー分けすると次のような感じです。シナリオを進めると次第に扱えるジョブも増えるので,はじめに洗濯するジョブは直感的(見た目・役回り)でも大丈夫ですよ。

タンクにおすすめ

戦士,ナイト,暗黒騎士,ガンブレイカー

ヒーラーにおススメ

白魔導士,占星術士,学者,賢者

DPS戦闘におススメ

近 接:モンク,竜騎士,リーパー,忍者,侍
遠距離:詩人,踊り子,機工士,召喚士,赤魔導士,黒魔導士

アビリティと立ち回り

FFXIV アビリティ

各ジョブで使用できるアビリティには効果範囲やクールタイムなどが異なります。特にウェポンスキル(WS)や魔法を使用した場合には,グローバルクールダウン(GCD)と呼ばれるクールタイムが発生します。アビリティはGCDの影響を受けないので,GCDの間にアビリティを使うと効率的にダメージを出すことができます。

WSやアビリティは選択直後に発動しますが,魔法は原則詠唱時間が必要になります。歩きながら詠唱できるものや長時間詠唱が必要なものと千差万別です。自身の好みやパーティーでの役回りをベースにカスタマイズしていきましょう。

戦闘中のギミック

FFXIV ギミック

本作では戦闘時にさまざまなギミックが存在し,プレイヤーはこれを処理しながら戦闘することになります。ギミックは大技を使用する前に発動することが多く,処理しきれなかった場合大ダメージを受けたり,即死したりするなど全滅必至です。イベントのレイドバトルでは複雑なギミックが発動することも。ある種本作の戦闘の醍醐味といえる要素です。

体験談(※一部ネタバレあり)

FFXIV 楽しみ方

FFXIVはあらゆる遊び方ができるため,ぜひフリートライアルから始めていただきたいです!

これまでのシリーズのように戦闘を通じて成長し,強敵に挑む楽しみ方もできますが,本作はそれ以外の楽しみ方がたくさんあります。例えば「クラフト」で素材を集め,家具を作成してハウジングを楽しむ。あるいは娯楽施設「ゴールドソーサー」で麻雀などの好きな娯楽を楽しむ。

冒険のなかで自身の生き方を模索し,自分のペースで物語が進んでいく…。そこには選択の自由もあり,生き方に共感する仲間とのコミュニティもあります。既プレイヤーからは”ゲームの枠を超えた第2の人生”ともいわれますが単なる比喩表現ではなさそうですね。私も生活の一部になり,無理なく続けられる点が非常に魅力だと感じています。

私は戦闘狂なので,エンドコンテンツと呼ばれる高難度ダンジョンに挑んでいる最中です。現在は「幻シヴァ討滅戦」を攻略しているところです。詳細は割愛しますが,ダンジョンを難易度でわけるとこんな感じです。

スクロールできます
最高難度
【絶】
高難度
【零式】【幻】【極】
軽難度
【24人レイド】【真】
バハムート
アルテマウェポン
アレキサンダー
竜詩
オメガ
【零式】
バハムート
アレキサンダー
オメガ
エデン
【24人レイド】
クリスタルタワー
リターン・トュ・イヴァリース
ミソロジー・オブ・エオルゼア
【幻】
ナイツオブラウンド
セフィトロ
シヴァ
リヴァイアサン
【真】
イフリート
ガルーダ,
ラムウ
タイタン
【極】
ダイヤウェポン
ハーデス
ウォーリアー・オブ・ライト
ティターニア
各ダンジョン難易度の一覧

【絶】に関しては,トッププレイヤー向けのコンテンツで月単位のプレイ時間が必要となるなど脅威の難易度となっています。私が挑戦するにはまだまだ道のりは長い…。

まとめ

FINAL FANTASY XIVは散々叩かれた結果,今や多くのユーザーから愛されるタイトルへと進化しました。失われつつあった「FFというブランド」,「MMORPG市場」を取り戻す大きな転換期になったことでしょう

同じ世界でありながらそれぞれのペースで物語を楽しめ,加えて選択の自由度が高いです。既プレイヤーから”FFXIVは第2の人生”と称されるのも単なる誇張や比喩ではない…そう感じますね。

このエオルゼアでは非常に豊富なコンテンツが用意されているため,自身の好きな生き方ができます。ゆえに万人受けする”神ゲー”といわれる領域に達したのでしょう。

FFXIVの魅力
  • 大改革を経て,今なおFFを牽引する大人気MMORPGへと進化
  • 膨大なコンテンツで万人が楽しめるタイトル
  • ソロでもパーティーでも楽しめる壮大なストーリーや高難度ダンジョン
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